奥秩父登山レポート

金峰山 2019年9月19日

《登り:大弛峠から2時間半 下り:大弛峠へ2時間》
 大弛峠から金峰山をピストンするコースです。高低差が250mちょっとしかないので登るのはずいぶん楽です。昔、若い頃に登った時には雨の中を麓から登りましたが、もうそんな事はできません。でもその代わりに長い林道運転はちょっと大変でした。
 また昔は天気は運まかせでしたが、今では天気が良い日を選んで登ることができます。おかげで頂上からは、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、浅間山が眺望できて、なんとまあ贅沢なことです。

金峰山から木曽御岳の眺め
朝日岳から金峰山山頂。右側遠くに平らな山が見えるの御嶽山。左は南アルプスの甲斐駒。
金峰山から南アルプスの眺め
五丈岩から左に甲斐駒、仙丈。少し空いて白鳳三山、小さい三角の塩見岳。さらに荒川岳と赤石岳。
金峰山から乗鞍岳の眺め
尾根の右側には八ヶ岳。その一番左のピークの編笠山の左側には乗鞍岳が覗いている。
金峰山から浅間山の眺め
金峰山山頂から。すぐ下が小川山の岩場。その先に御座山。遠方に見えるのは浅間山です。
金峰山の五丈岩
金峰山のランドマーク五丈岩。山梨県どこからも見えるのだから近くからだと大迫力です。
金峰山の賽の河原
帰路につくにあたって賽の河原から金峰山山頂と五丈岩を振り返りました。

雁坂嶺(雁坂峠)2019年6月25日

《登り:雁坂トンネルから4時間 下り:雁坂トンネルへ3時間》
 雁坂トンネル南側入口の駐車場から雁坂峠に登ってきました。しばらくは沢沿いの道を登り、最後に峠にむけて急登を詰めます。けっこう大変でしたが苦労あっての満足感です。この日は峠に着いてから、向こう側に少し下りた地点にある雁坂小屋にテントを張り、雁坂領をピストンしました。
 雁坂小屋は平日は無人ですが施設等は利用できます。有名な国道トイレ(今はトンネル道が国道になったので旧道になってしまった)もきれいに清掃されていました。小屋の周りにフラットなスペースがいくつかあり、木のテーブルとベンチがありました。独占してゆったりと過ごしましたが夜は賑やかでした。鹿が近くでピーピー言うし、ホトトギスも何故か一晩中鳴いていました。

雁坂峠への登路
しばらくは沢沿いの道を登ります。すぐ近くでミソサザイが囀ります。
雁坂峠
雁坂峠付近は広々として奥多摩な感じ。立札が傾いでいるのが愛嬌です。
雁坂峠から雁坂稜の眺め
近くには古めかしい石碑もあって、向こう側には雁坂領が見えています。
雁坂稜への登路
雁坂領にはシラビソ林を登って行きます。立ち枯れの木も多かったです。
雁坂陵
雁坂領山頂は静かな原生林。新しい山頂標識があまり似合ってなかった。
雁坂峠テント場
テント場。キャンプ場の様にフラットに整備されてベンチもありました。
国道トイレ
このトイレの通路は昔は国道でした。トンネルの開通後は旧国道トイレです。
雁坂峠から富士山の眺め
翌日朝は晴れていて展望が良かったです。気持ちも良かったです。

雲取山 2018年9月28日

《奥多摩小屋まで登り:鴨沢から5時間》
 奥多摩小屋が施設老朽化のため 2019.3.31で閉鎖されるので、その前に是非もう一度!!とソロキャンプで雲取山を登ってきました。雲取山の奥多摩小屋は雲取山登頂をツメる手前にあります。キャンプ指定地にもなっているので、テントを張ってから空身で頂上をピストンするのに都合の良い立地です。石尾根の稜線上にあるので解放感は抜群です。
 登頂当日はガスっていて近くの山さえ見えませんでした。残念でしたがもう一つの目的であった、山頂の一等三角点と原三角測点の確認はしっかりやってきました。夜は星空が見えなかった代わりに、ヌエ(トラツグミ)のさえずりや「ブヒブヒーン」いうイノシシの雄叫びを聞くことができました。

石尾根からの眺め
石尾根。七ツ石山に鷹ノ巣山が連なって見えます。
ダンシングツリー
これが雲取山登山名物、噂のダンシングツリー。
雲取山頂の一等三角点
山頂はガスで展望はゼロ。一等三角点の標石が3つも並んでいました。
雲取山頂の原三角測點
原三角測點である台形の標石に明治十五年十二月内務省地理局とあります。
雲取山頂の避難小屋
頂上の避難小屋もガスで霞んでいます。
奥多摩小屋でキャンプ
奥多摩小屋の横でキャンプ収めです。

Welcome to "kamemaru" Home Page







(この写真はタップできません)