《登り:大弛峠から2時間半 下り:大弛峠へ2時間》
大弛峠から金峰山をピストンするコースです。高低差が250mちょっとしかないので登るのはずいぶん楽です。昔、若い頃に登った時には雨の中を麓から登りましたが、もうそんな事はできません。でもその代わりに長い林道運転はちょっと大変でした。
また昔は天気は運まかせでしたが、今では天気が良い日を選んで登ることができます。おかげで頂上からは、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、浅間山が眺望できて、なんとまあ贅沢なことです。
《登り:雁坂トンネルから4時間 下り:雁坂トンネルへ3時間》
雁坂トンネル南側入口の駐車場から雁坂峠に登ってきました。しばらくは沢沿いの道を登り、最後に峠にむけて急登を詰めます。けっこう大変でしたが苦労あっての満足感です。この日は峠に着いてから、向こう側に少し下りた地点にある雁坂小屋にテントを張り、雁坂領をピストンしました。
雁坂小屋は平日は無人ですが施設等は利用できます。有名な国道トイレ(今はトンネル道が国道になったので旧道になってしまった)もきれいに清掃されていました。小屋の周りにフラットなスペースがいくつかあり、木のテーブルとベンチがありました。独占してゆったりと過ごしましたが夜は賑やかでした。鹿が近くでピーピー言うし、ホトトギスも何故か一晩中鳴いていました。
《奥多摩小屋まで登り:鴨沢から5時間》
奥多摩小屋が施設老朽化のため 2019.3.31で閉鎖されるので、その前に是非もう一度!!とソロキャンプで雲取山を登ってきました。雲取山の奥多摩小屋は雲取山登頂をツメる手前にあります。キャンプ指定地にもなっているので、テントを張ってから空身で頂上をピストンするのに都合の良い立地です。石尾根の稜線上にあるので解放感は抜群です。
登頂当日はガスっていて近くの山さえ見えませんでした。残念でしたがもう一つの目的であった、山頂の一等三角点と原三角測点の確認はしっかりやってきました。夜は星空が見えなかった代わりに、ヌエ(トラツグミ)のさえずりや「ブヒブヒーン」いうイノシシの雄叫びを聞くことができました。
![]() 石尾根。七ツ石山に鷹ノ巣山が連なって見えます。 |
![]() これが雲取山登山名物、噂のダンシングツリー。 |
![]() 山頂はガスで展望はゼロ。一等三角点の標石が3つも並んでいました。 |
![]() 原三角測點である台形の標石に明治十五年十二月内務省地理局とあります。 |
![]() 頂上の避難小屋もガスで霞んでいます。 |
![]() 奥多摩小屋の横でキャンプ収めです。 |